あなたの疲れを引き起こす3大原因と対策

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最近、「疲れた」が口癖になっていませんか?

当然、何かしら活動をすれば、エネルギーが消費され、疲れた状態になります。ですが、「考え方」「環境」「習慣」次第で、今より疲れを軽減したり、疲れをため込まないようにしたりできるはずです。

「疲れない身体」をつくる本

著者は、大学の講義、本の出版、テレビの収録などをこなし、忙しい日々を過ごしている斎藤考さんです。本書は斎藤考さんが実践している「疲れない身体」をつくるための方法について書かれています。

疲れない対策はいくつでもあります。人によって合わないものもあるでしょう。ですが『疲れる原因』は限られていて、すべての人に共通なのかと思います。なので、まず『疲れる原因』について知ることが大事です。

疲れる原因は、大きく分けて3つあると思います。

①浅い呼吸。
②無駄なエネルギ―の浪費。
③知らないこと、不確実なことへの対応。

本書では、この疲れを引き起こす3大原因への対策が提案されていました。では、1つずつみていきましょう。

①浅い呼吸

ストレスがたまると呼吸が浅くなりがちです。浅い呼吸は、慢性的な疲労をためこむ原因となります。

自分の呼吸に意識を向けてみてください。しっかりと息を吸い、吐くことができていますか?浅い呼吸をしていることに気づいたら、お腹からゆっくり深い呼吸をしましょう。本書で取り上げられている「丹田呼吸法」を行ってみるのもよいかと思います。

丹田呼吸法とは、お臍から指三本分ぐらい下に位置する「臍下丹田」という場所を意識する呼吸法です。

p.22

鼻から3秒息を吸って、2秒お腹にためて、15秒間かけて口から細くゆっくりと吐く

p.25

②無駄なエネルギ―の浪費

何か一つのことに集中すると、余計なことを考えずに済む。余計なことを考えなければ、その分、疲れない

p.120

余計なことで無駄なエネルギーを消費させないためには、あれやこれやと手をださずに、やるべきことを集中させることが大事ということですね。自分が得意なこと、好きなこと、人の役に立つことなどから、何に集中すべきか決め、それ以外の作業は計画的に減らすことを考えてみるといいですね。

生活は徹底的に同じことを繰り返し、脳を使わなくても自然とからだがやってくれるようにオートマテッィク化してしまったほうが、エネルギーを思索に集中できるので、よりクリエイティブな仕事ができた

p.123

脳を使う作業を計画的に減らすということですね。スティーブジョブスのファッションがこの考えにあたります。いつも同じ服を着ることで、服を選ぶ作業をなくし、もっとクリエイティブな仕事にエネルギーを注ぐことができます。

他にも、「段取りを立てた上で仕事をすること」や「心配・不安など考えず、淡々と行動すること」などが提案されており、無駄なエネルギーの浪費への対策として有効だと感じました。

③知らないこと、不確実なことへの対応

「初めての仕事」「初めて出会う人とのコミュニケーション」「先が読めない展開」などの場面で疲れを感じる人が多いのではないでしょうか。本書ではこのようなケースに対して、まず「全体の流れをつかむ」ことが重要だと言っています。

最終形を知って、全体の流れを知って、そこから逆算して、だから「今はこの作業が必要なんだ」ということがわかった上でやらないと、仕事というのはうまくいかない

p.74

「全体の流れをつかむ」というのは、いろいろな場面で実践することを勧めます。例えば、本を読むとき、まず目次を読み、全体の内容をつかんだ上で、それぞれの章を読むと頭の中で整理されやすくなります。他にも、新しい学問を学ぶとき、まず入門書などを読み、学ぶ対象の全体像を理解したうえで勉強を進めると、理解のスピードが高まると思います。

全体に対して、いまどこにいるのかわからない状態が疲れを引き起こし、効率を悪くさせるのかと思います。

最後に

仕事の重圧、将来への不安、情報過多などから、ストレスを感じ、疲れをため込んでいるかたも多いのかと思います。日常の疲れは自分でなんとかしようとしない限り、ため込む一方です。時間をかけて『疲れない身体』作りを目指してみてはどうでしょうか。

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