仕事のチャンスを広げる戦略的人脈構築とは?

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年々、ビジネスの活躍の場が “企業” から “個人” へ変化していると感じることはありませんか?

クラウドソーシングなどの働き方が少しずつ浸透し、「働き方」のパラダイムシフトが起こっている中、今後「人脈力」の重要性がますます高まっていくと思います。

抜擢される人の人脈力 早回しで成長する人のセオリー」は、戦略的に人脈を構築していく方法について書かれた本です。人脈構築力が重要性を増す理由として、次のような「ビジネスのパラダイムシフト」が背景にあると伝えています。

■企業の組織寿命が短命化し、個人のビジネス寿命の方が長くなる

■組織は、定常型組織から、プロジェクト型組織へと移行する

■人は、クリティカル・ワーカーとルーティング・ワーカーに二極化し、ルーティング・ワーカーの仕事はグローバルな労働力に代替される

■リファレンス文化が普及し、所属組織名での評価から、個人の実績や仕事ぶり重視へと、評価の質が変化する

p68-69

これからの仕事は、社会に貢献する新しい価値を創造する仕事が重要視されていき、新しい価値を生み出すには、今までにないスキルの組み合わせが必要です。

そのため、仕事はプロジェクト型となり、プロジェクトが抱えている課題ごとに、毎回違った適切な人材が探されます。このとき、いくらスキルがあっても人脈がないとプロジェクトに呼ばれることはありません。

では、人脈を構築するにはどうしたらいいのでしょうか?本書では、人脈の構築ステップを次のようにまとめています。

①自分にタグをつける
 (自分が何屋なのか訴求ポイントをはっきりさせる)
②コンテンツを作る
 (「お、こいつは」と思わせる実績事例を作る)
③仲間を広げる
 (コンテンツを試しあい、お互いに切磋琢磨して、次のステップを共創する)
④自分情報を流通させる
 (何かの時に自分のことを思い出してもらうよう、種を蒔く)
⑤チャンスを積極的に取りに行く
 (実力以上のことに挑戦し、人脈レイヤーを上げる)

p.38

人脈力といっても、まずは自分のスキルを高めることが重要ということですね。仕事で必要とされるクオリティで「お、こいつは」と思わせる実績となると、実績作りにある程度の期間が必要になると思います。

「自分の名前で仕事をするとより努力するようになり、良いコンテンツを作りあげることができる」などの提案も書かれてますので参考にしてみてはどうでしょうか。

実績ができたら仲間を広げるステップになるのですが、本書では仲間を広げる手段として「勉強会」を勧めています。勉強会を開催するポイントとしては次のようにまとめていました。

■幹事を引き受ける
■8名程度のクローズドな会合にする
■自分と異なる「脳」を持ち、「共創」できるメンバーを人選する
■「Commit or Dir(貢献せよ、さもなくば去れ)」のポリシーを浸透させる

p.188

各ポイントがどのような意味を持っているのかは本書を読んでみて確認してみてください。

ネットなどで検索するといろいろな勉強会が頻繁に開催されていることがわかります。ただ闇雲に参加するのではなく、上記ポイントを考慮したうえで参加する(できれば自分で開催する)と得るものも大きくなるのではないでしょうか。

最後に

「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングの出現、「Wantedly」のようなビジネスSNSの出現は、日本人の働き方を大きく変化させていくものだと思います。「自分のスキルを磨き、人脈を築き、新しい価値を生みだす」。大変なとこも多いですが、意識して努力すれば、いろいろな人のアイデアやスキルと共に、充実感をもって働くことができるのかと思います。

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